はじめに
「あるある」シリーズ、第4弾です。今回のテーマは、マッチング直後の、あの定番のやり取り——「よろしくお願いします」から、会話がまったく広がらない現象です。
律儀に挨拶を交わしたはずなのに、なぜかそこで話が止まる。心当たりのある方は、きっと少なくないはずです。今日も肩の力を抜いて、「わかる」と頷きながら読んでいってください。
挨拶編
あるある1:「よろしくお願いします」を返した後、次に何を送るべきか固まる
律儀に「はじめまして、よろしくお願いします」と返した瞬間、達成感に包まれる。でも、その直後、次の一手がまったく思いつかない。
挨拶という第一関門は突破したのに、そこで急に地図がなくなったような感覚に陥ります。
あるある2:お互いの挨拶が、見事なくらい同じ文面になる
自分が送った「よろしくお願いします」と、相手から返ってきた「よろしくお願いします」が、句読点の位置まで似ている。
まるで、同じ参考書で挨拶文を学んだかのような、奇妙な一致に、思わず苦笑いしてしまいます。
あるある3:丁寧すぎる挨拶が続き、まるで取引先とのメールのようになる
「お世話になっております」「よろしくお願いいたします」——気をつけすぎるあまり、恋愛のやり取りというより、ビジネスメールのような文面になっていく。
読み返すと、自分が急に、恋活中の営業担当者になったような気分になります。
沈黙編
あるある4:お互い様子見しすぎて、誰も話を切り出さない
「次は相手から話しかけてくれるかな」と、お互いが同じことを考えている状態。結果として、双方が静かに待ち続け、時間だけが過ぎていく。
お互いに気を遣いすぎたせいで、誰も動かない、という奇妙な静寂が生まれます。
あるある5:既読のまま数時間、「向こうも考え中なんだろう」と自分に言い聞かせる
返信がないまま時間が過ぎると、「きっと、話題を考えているんだろう」と、都合の良い解釈をしてみる。
その解釈が当たっているかどうかは、誰にも分かりません。
あるある6:「これ以上は重いかな」と思って、話しかけるのを控えてしまう
自分から話題を振ろうとして、「これは踏み込みすぎかな」「馴れ馴れしいかな」と、いちいち考えすぎてしまい、結局送るのをやめる。
気を遣った結果、会話そのものが一歩も進まない、という本末転倒な状況が生まれます。
当たり障りのない一言編
あるある7:「お仕事お疲れ様です」を、毎日律儀に送り合う
具体的な話題が出てこないまま、「お疲れ様です」「今日も一日お疲れ様でした」というやり取りだけが、日々淡々と繰り返される。
内容としては何も進んでいないのに、なぜか毎日欠かさず続いている、不思議な習慣です。
あるある8:「そうですね」のキャッチボールだけで、一往復が終わる
「今日は暑いですね」「そうですね」「そろそろ涼しくなるといいですね」「そうですね」——同意はしているものの、そこから先に広がらない。
天気の話は、会話のきっかけにはなっても、ゴールにはならないことを、身をもって学びます。
あるある9:プロフィールに書いてあることを、また聞いてしまう
緊張のあまり、すでにプロフィールに書かれている趣味を、もう一度質問してしまう。相手も気を遣って、初めて聞かれたかのように答えてくれる。
お互いにバレていても、バレていないふりをする、大人の優しさが発揮される瞬間です。
自然消滅編
あるある10:話が広がらないまま、返信の間隔がじわじわ伸びていく
最初は数分おきだった返信が、いつの間にか数時間おきになり、気づけば一日おきになっている。誰も明確に「終わり」を告げていないのに、確実に終わりに向かっている。
あるある11:最後のメッセージが「よろしくお願いします」の変化系だったことに気づく
やり取りを振り返ると、最初も最後も、似たような当たり障りのない一言だったことに気づく。始まりと終わりが、見事に同じトーンで揃っているという、ある種の完成度の高さがあります。
あるある12:しばらくして見返すと、内容のない、きれいな会話だったと分かる
数週間後にふと見返すと、丁寧で、失礼もなく、けれど何一つ深まっていない会話が、そこに残っている。
「これはこれで、無難に終われて良かったのかもしれない」と、静かに自分を納得させます。
挨拶止まりも、悪いことではない
「よろしくお願いします」から会話が広がらないのは、決して珍しいことではありません。誰もが、様子を見ながら、慎重に一歩を選んでいる証拠でもあります。
止まってしまった会話を悔やむより、次のマッチングでは、ほんの少しだけ勇気を出して、一歩踏み込んだ一言を添えてみる——それくらいの気軽さで、次に進んでいきましょう。
まとめ
「よろしくお願いします」で会話が止まってしまうのは、マッチングアプリを使う人なら、誰もが経験するあるあるです。
今回のあるある12選:
- 「よろしくお願いします」を返した後、次に何を送るべきか固まる
- お互いの挨拶が、見事なくらい同じ文面になる
- 丁寧すぎる挨拶が続き、まるで取引先とのメールのようになる
- お互い様子見しすぎて、誰も話を切り出さない
- 既読のまま数時間、「向こうも考え中なんだろう」と自分に言い聞かせる
- 「これ以上は重いかな」と思って、話しかけるのを控えてしまう
- 「お仕事お疲れ様です」を、毎日律儀に送り合う
- 「そうですね」のキャッチボールだけで、一往復が終わる
- プロフィールに書いてあることを、また聞いてしまう
- 話が広がらないまま、返信の間隔がじわじわ伸びていく
- 最後のメッセージが「よろしくお願いします」の変化系だったことに気づく
- しばらくして見返すと、内容のない、きれいな会話だったと分かる
止まってしまった会話も、笑い話にできれば十分です。次のマッチングでは、ほんの一言、勇気を出してみましょう。