はじめに
プロフィールを作るとき、多くの男性が気にするのは、「顔写真の写り」と「年収や職業」ではないでしょうか。もちろん、それらも見られています。
ただ、女性がプロフィールを見るとき、本人が思ってもいない細かいところから、人柄や暮らしぶりを読み取っていることがよくあります。会ったことのない相手だからこそ、小さな手がかりを頼りに、「この人は安心できる人かな」と確かめているのです。
前回の「知らないと損」では、プロフィールの空欄や検索条件といった設定面を取り上げました。今回は、写真と文章の中で、意外と見られているポイントを5つ紹介します。
なぜ「細かいところ」が見られるのか
マッチングアプリでは、相手について分かることが、写真と文章しかありません。だからこそ、そこに写っているもの、書かれている言葉の一つひとつが、判断の材料になります。
特に同年代の女性は、見た目の良さよりも、「一緒にいて安心できるか」「きちんとした暮らしをしているか」を重視する傾向があります。細部は、その答えを探すための手がかりなのです。
意外なポイント1:写真の「背景」に写り込んでいるもの
よくある例
自宅で撮った写真の後ろに、洗濯物や散らかったテーブルが写っている 車の運転席や、洗面所の鏡の前で撮った自撮りを使っている 飲み会の席で撮った写真に、空いたジョッキや灰皿が並んでいる
なぜ見られているのか
本人は顔の写りしか確認していなくても、見る側は、写真全体を見ています。背景は、その人の普段の暮らしが、そのまま表れる場所です。
部屋が散らかっていると「だらしない人かも」、お酒の席ばかりだと「飲む人なのかな」と、顔以外のところから印象が決まってしまうことがあります。
見直し方
撮る前に、背景に余計なものが写っていないかを確認しましょう。公園や落ち着いたお店など、明るくてすっきりした場所で撮った写真がおすすめです。自宅で撮る場合は、何もない壁の前に立つだけでも、印象はずいぶん変わります。
意外なポイント2:服の「シワ」と「サイズ感」
よくある例
高価なジャケットを着ているが、シワが目立っている 何年も前に買った服で、今の体型にサイズが合っていない 襟元がよれたTシャツで写っている
なぜ見られているのか
女性が見ているのは、服のブランドや値段よりも、「清潔感があるかどうか」です。そして清潔感は、シワ、ヨレ、サイズといった、手入れの部分に表れます。
身だしなみに気を配れる人かどうかは、「一緒に出かけたときに、どんな格好で来てくれるか」を想像する材料にもなります。
見直し方
特別な服を買う必要はありません。アイロンをかけたシャツ、体に合ったサイズのジャケットがあれば十分です。写真を撮る前に鏡で全身を確認し、髪や襟元を整えておきましょう。
意外なポイント3:自己紹介文の「読みやすさ」
よくある例
改行がなく、文字がびっしり詰まっている 誤字や変換ミスが、そのまま残っている 逆に、「よろしくお願いします」の一行だけで終わっている
なぜ見られているのか
自己紹介文は、内容だけでなく、書き方そのものも見られています。読みやすく整えられた文章からは、「相手のことを考えられる人」という印象が伝わります。
反対に、詰まった長文や誤字だらけの文章は、内容が良くても、読む前に疲れさせてしまいます。メッセージのやり取りも同じ調子なのかな、と想像されてしまうのです。
見直し方
2〜3文ごとに改行を入れ、話題が変わるところで一行空けましょう。書き終えたら、一度声に出して読んでみると、誤字や読みにくいところに気づきやすくなります。長さは、スマホの画面で1〜2回スクロールする程度が目安です。
意外なポイント4:否定的な一言や、条件の並べ方
よくある例
「返信が遅い人、常識のない人はお断りします」と書いている 「過去に嫌な思いをしたので」と、以前の出来事への不満を書いている 相手に求める条件を、箇条書きでずらりと並べている
なぜ見られているのか
本人としては、ミスマッチを防ぐためのつもりです。しかし読む側には、「怒りっぽい人なのかな」「付き合ったら細かく注文をつけられそう」という印象が先に届いてしまいます。
たった一行でも、否定的な言葉は目立ちます。ほかの部分がどれだけ丁寧でも、その一行で候補から外されてしまうことがあります。
見直し方
「〜な人はお断り」を、「〜な方だとうれしいです」という言い方に置き換えましょう。「返信が遅い人はお断り」は「のんびりでも、やり取りを楽しめる方だとうれしいです」に。同じ希望でも、受け取られ方がまったく違ってきます。
意外なポイント5:「どんな関係を望んでいるか」が書かれているか
よくある例
仕事と趣味の話は詳しく書いてあるが、アプリを始めた理由が書かれていない 「いい人がいれば」とだけ書いてある 結婚を考えているのか、まずは食事を楽しめる相手を探しているのかが分からない
なぜ見られているのか
同年代の女性にとって、相手が「どんな関係を望んでいるのか」は、とても大事な情報です。結婚を考えているのか、まずはお茶や食事を楽しみたいのか。そこが分からないと、自分の希望と合うかどうかを判断できません。
目的がはっきり書かれていないプロフィールは、「真剣ではないのかも」と受け取られ、見送られてしまうことがあります。
見直し方
自己紹介文の最後に、一文で構わないので、望んでいる関係を書き添えましょう。「まずはお茶や食事をしながら、ゆっくりお互いを知っていけたらうれしいです」「これからの人生を一緒に歩んでいける方と出会いたいと思っています」——正直な気持ちを書くことが、いちばんの近道です。
5つに共通する、見直しの視点
5つのポイントに共通しているのは、「この人と会っても大丈夫そうか」という安心感です。
- 写真の背景は、すっきりしているか
- 服にシワやヨレがなく、サイズが合っているか
- 自己紹介文は、改行があって読みやすいか
- 否定的な言葉や、条件の羅列がないか
- どんな関係を望んでいるかが、書かれているか
どれも、見た目の良さや年収とは関係のない部分です。だからこそ、少し手を入れるだけで、誰でも印象を良くすることができます。
友人に見てもらうのも、ひとつの方法
自分のプロフィールは、自分では客観的に見にくいものです。信頼できる友人や家族に、「これ、どう見える?」と聞いてみると、思わぬ指摘がもらえることがあります。
プロフィールは、一度作って終わりではありません。ときどき見直しながら、今の自分がきちんと伝わる形に整えていきましょう。
まとめ
女性は、プロフィールの細かいところから、相手の人柄や暮らしぶりを読み取っています。
女性がプロフィールでチェックしている意外なポイント5選:
- 写真の「背景」に写り込んでいるもの
- 服の「シワ」と「サイズ感」
- 自己紹介文の「読みやすさ」
- 否定的な一言や、条件の並べ方
- 「どんな関係を望んでいるか」が書かれているか
いずれも、「会っても大丈夫そう」という安心感につながる部分です。今日、自分のプロフィールを開いて、5つのうち一つだけでも見直してみてください。