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これだけはやめとけ!「いい人」のつもりが逆効果になる行動3選

はじめに

「相手に嫌な思いをさせたくない」「感じのいい人だと思われたい」——マッチングアプリでやり取りをしていると、誰でもそう考えるものです。

ところが、その優しさや気遣いが、思った通りに伝わらないことがあります。「いい人」でいようとするほど、なぜか相手の反応が薄くなっていく——そんな経験に、心当たりのある方もいるのではないでしょうか。

以前の記事では、返信を急ぎすぎる失敗を取り上げました。今回は、良かれと思ってやっているのに、かえって逆効果になってしまう行動を3つ、具体例とあわせて紹介します。


なぜ「いい人」が逆効果になってしまうのか

優しさや気遣いそのものは、もちろん素晴らしい長所です。問題は、「嫌われたくない」という気持ちが強くなりすぎて、自分の考えや人柄が見えなくなってしまうことにあります。

マッチングアプリでは、相手は限られたやり取りの中で、「この人はどんな人だろう」と知ろうとしています。そこで自分を出さずにいると、「悪い人ではないけれど、よく分からない人」という印象のまま、終わってしまいがちです。


やめたい行動1:何でも「どこでもいいですよ」「お任せします」と合わせる

具体例

「何が食べたいですか?」と聞かれて、「何でも大丈夫です。合わせますよ」と答える お店も日時も、「ご都合のいいところでお任せします」とすべて相手に決めてもらう 相手の意見に、毎回「そうですね」「おっしゃる通りです」とだけ返す

なぜ逆効果なのか

相手に合わせるのは、思いやりのつもりです。ところが、受け取る側からすると、「決める手間を全部こちらに任された」と感じてしまうことがあります。

また、何を聞いても「何でもいい」と返ってくると、この人の好みや考えが、まったく見えてきません。合わせることと、自分がないことは、相手からは区別がつきにくいのです。

こうしてみよう

自分の希望を一つ添えたうえで、相手の意見を聞いてみましょう。「和食が好きなのですが、〇〇さんは苦手なものはありますか?」「駅の近くに落ち着いた喫茶店があるのですが、いかがでしょう」といった形です。提案したうえで相手に選んでもらうのが、本当の意味での気遣いです。


やめたい行動2:すぐ謝る、へりくだりすぎる

具体例

「返信が遅くなってすみません」「長文になってしまって申し訳ありません」と、毎回のように謝る 「私なんかでよければ」「こんなおじさんで恐縮ですが」と、自分を下げる一言を添える 相手が少し返信に時間をかけただけで、「何か失礼がありましたらすみません」と送ってしまう

なぜ逆効果なのか

謙虚さは美徳ですが、度が過ぎると、相手に「そんなことないですよ」と毎回フォローさせることになります。やり取りのたびに気を遣わせてしまい、相手は少しずつ疲れていきます。

さらに、自分を下げる言葉を繰り返すと、相手もその言葉どおりに受け取り始めます。自分で自分の評価を下げてしまうのは、とてももったいないことです。

こうしてみよう

「すみません」を「ありがとうございます」に置き換えてみましょう。「返信が遅くてすみません」は「お待ちいただいてありがとうございます」に。「私なんかで」は言わずに、「お話しできてうれしいです」と伝える。謝る回数を減らすだけで、落ち着いた大人の余裕が伝わります。


やめたい行動3:遠慮しすぎて、いつまでも誘わない

具体例

「ご迷惑でなければ」「もしお時間があれば、いつでも構いませんので」と、誘いがふんわりしたまま終わる 「まだ早いかな」と考え続けて、何週間もメッセージだけのやり取りが続く 相手が「今度ぜひ」と言ってくれても、「無理なさらないでくださいね」と引いてしまう

なぜ逆効果なのか

相手のペースを大切にしたい、という気持ちからの行動です。しかし、具体的な誘いがないままでは、相手は「会う気がないのかな」「自分に興味がないのかな」と感じてしまいます。

また、「いつでもいいです」という誘い方は、日程を決める負担を相手に渡してしまいます。断られるのが怖くて曖昧にしているだけだと、相手にも伝わってしまうものです。

こうしてみよう

ある程度やり取りが続いたら、日にちと場所を具体的に挙げて誘ってみましょう。「来週の土曜か日曜の昼に、〇〇駅の近くでお茶でもいかがですか」という形です。具体的に誘ったうえで、「ご都合が悪ければ遠慮なくおっしゃってください」と添えれば、押しつけにはなりません。


3つに共通する、見直しのポイント

3つの行動に共通しているのは、「嫌われないこと」を優先するあまり、自分の気持ちや考えを伝えていないという点です。

  • 自分の希望を、一つでも伝えているか
  • 謝る代わりに、感謝を伝えているか
  • 誘うときに、日にちや場所を具体的に挙げているか

優しさをやめる必要はありません。優しさに「自分の意思」を一つ足すだけで、印象は大きく変わります。


「いい人」から「一緒にいて心地いい人」へ

何でも合わせてくれる人より、自分の考えを持ちながら、相手のことも大切にしてくれる人の方が、一緒にいて安心できるものです。

断られることや、意見が違うことを、必要以上に恐れなくて大丈夫です。50代まで積み重ねてきた経験や好みは、隠すものではなく、あなたの魅力そのものです。少しだけ、自分を出してみましょう。


まとめ

「いい人」でいようとする気持ちが、かえって印象を薄くしてしまうことがあります。

「いい人」のつもりが逆効果になる行動3選:

  1. 何でも「どこでもいいですよ」「お任せします」と合わせる
  2. すぐ謝る、へりくだりすぎる
  3. 遠慮しすぎて、いつまでも誘わない

いずれも、優しさに「自分の意思」を一つ添えることで、ぐっと伝わり方が変わります。希望を伝える、感謝を伝える、具体的に誘う——次のやり取りから、一つだけ試してみてください。