はじめに
ようやく実現した初デート。どこで会うかは、当日の楽しみを左右する大切な要素です。多くの場合、場所選びはお互いの都合や好みをすり合わせながら、自然に決まっていきます。
しかし、相手から提案される場所の中には、少し立ち止まって考えたほうがいいパターンも存在します。これまでの「実は危険!」シリーズでは、要注意人物のタイプ、写真の要求、いいね数などを取り上げてきました。今回は、相手から提案される初デートの場所に潜む、危険信号を3つ見ていきます。身の安全を守るための、実用的な知識として参考にしてください。
危険なパターン1:会ったこともないのに、自宅や個室・密室的な場所を指定してくる
具体例
「うちに来て、手料理を振る舞いたいです」 「落ち着いて話せるので、個室のあるお店にしましょう」 「二人きりになれる、静かな場所がいいです」
なぜ危険なのか
初対面の相手と会う場所として、自宅や、外から様子がうかがえない個室・密室的な空間は、本来避けるべき選択です。まだ一度も直接会ったことのない相手からこうした場所を提案された場合は、はっきりとした注意サインとして受け止めましょう。
親密さを演出したい、落ち着いて話したいという理由づけがされることもありますが、初対面の安全を確保するという観点からは、周囲の目がある、公共性の高い場所を選ぶことが大原則です。
見極めのポイント
こうした提案があった場合は、はっきりと「初めてお会いするので、カフェなど人通りのある場所にしませんか」と伝えましょう。誠実な相手であれば、この提案に理解を示してくれるはずです。強引に自宅や個室を主張してくる場合は、警戒を強めてください。
危険なパターン2:人通りの少ない場所や、不自然に遠方を指定してくる
具体例
「地元から少し離れた、静かな場所で会いませんか」 「あまり人がいない、落ち着いたエリアがいいです」 特に理由もなく、こちらの生活圏から大きく離れた場所を指定してくる
なぜ危険なのか
デートの場所として、多少の移動が伴うこと自体は珍しくありません。ただ、特に合理的な理由もなく、人通りの少ない場所や、不自然に離れた土地を指定してくる場合は、注意が必要です。
万が一のトラブルが起きた際、人目のある場所であれば周囲の助けを求めやすくなりますが、人通りの少ない場所ではそれが難しくなります。初対面の相手との待ち合わせは、基本的に自分にとって土地勘があり、人の目がある場所を選ぶことが安全につながります。
見極めのポイント
場所の提案に納得できる理由が伴っているかを確認しましょう。「なぜそこなのか」を尋ねてみて、あいまいな返答しかない場合は、自分の生活圏内の、人通りのある場所に変更を提案してください。
危険なパターン3:不自然に高額な店を指定して、金銭目的を疑わせてくる
具体例
初対面にもかかわらず、一人数万円するような高級店を指定してくる 「このお店じゃないと嫌なんです」と、特定の高額店に強くこだわる 会計の場面で、不自然に高額な追加注文を勧めてくる
なぜ危険なのか
素敵なお店で会いたいという気持ち自体は自然なものです。しかし、初対面から不自然に高額な店を強く指定してくる場合、その狙いが「特別な体験の共有」ではなく、「金銭的な負担を負わせること」にある可能性を考えておく必要があります。
中には、指定された高額店が、実は相手と提携した悪質な店舗であり、法外な料金を請求される、いわゆる「ぼったくり」の手口に巻き込まれるケースも報告されています。
見極めのポイント
初対面での店選びは、お互いに気負わず入れる、価格帯の分かりやすいお店を基本にしましょう。相手が特定の高額店に不自然なほどこだわる場合は、その理由を尋ねつつ、自分の知っている安心できるお店を提案するようにしてください。
3つに共通する、場所選びの基本原則
3つのパターンに共通しているのは、「初対面の場所は、自分でコントロールできる、安全な選択肢にする」という基本原則です。
- 人目のある、公共性の高い場所を選ぶ
- 自分にとって土地勘があり、何かあればすぐ動ける場所を選ぶ
- 価格帯が明確で、不自然に高額でない場所を選ぶ
相手の提案をそのまま受け入れるのではなく、自分自身も積極的に場所選びに関わることが、身を守るための基本です。
場所の提案権は、自分にもあることを忘れずに
初デートの場所は、相手の提案に合わせなければいけないものではありません。むしろ、自分自身が安心できる場所を、遠慮なく提案してよいのです。
「初めてなので、こういう場所がいいです」と伝えることは、失礼なことでも、気を遣いすぎることでもありません。誠実な相手であれば、その提案を快く受け止めてくれるはずです。違和感を覚えたら、無理をせず、自分の安全を優先してください。
まとめ
相手から提案される初デートの場所には、見極めておきたい危険信号があります。
危険信号となる初デートの場所3選:
- 会ったこともないのに、自宅や個室・密室的な場所を指定してくる
- 人通りの少ない場所や、不自然に遠方を指定してくる
- 不自然に高額な店を指定して、金銭目的を疑わせてくる
いずれも、人目のある、自分にとって安心できる場所を自ら提案することで、多くのリスクを避けることができます。場所選びは相手任せにせず、自分自身の安全を最優先に、落ち着いて判断していきましょう。