はじめに
「あるある」シリーズも、第3弾です。今回のテーマは、マッチングアプリを使っていれば、おそらく誰もが一度は経験する、あの出来事——いい感じだったはずの相手から、突然、返信が来なくなるです。
対処法は、また別の機会に。今日は、あくまで「わかる」と苦笑いしながら読んでもらうための、軽めのコラムです。深刻にならず、どうぞお気楽に。
発覚編
あるある1:昨日まで盛り上がっていたのに、翌朝から急に静かになる
前の晩は、冗談を言い合って、「また明日話しましょう」とまで言っていたのに、朝、アプリを開いたら、何も来ていない。
一晩でいったい何があったのか、寝ている間に起きた出来事を、想像せずにはいられません。
あるある2:最後に送ったのが自分のメッセージだったと、気づく
会話の履歴を見返すと、一番最後に送ったのは、自分だった。しかも、その内容が質問で終わっている。
「返しにくかったか」「質問攻めだったか」と、答えの出ない問いが、頭の中を駆け巡ります。
あるある3:最後の一言やスタンプを、一文字単位で分析し始める
「昨日の最後の『笑』、余計だったかな」「あのスタンプ、変なタイミングだったかな」——本来は流れていく会話の断片を、まるで裁判の証拠のように、細かく調べ始めます。
反省会編
あるある4:自分の送ったメッセージを読み返して、一人反省会が始まる
ここから、静かな一人反省会が始まります。読み返すほどに、「ここ、ちょっと馴れ馴れしかったかな」「ここは硬すぎたかも」と、あらゆる箇所が気になってくる。
気づけば、被告も裁判官も自分という、なかなかハードな裁判が開廷しています。
あるある5:読み返すうちに、自分の意外な癖を発見する
じっくり読み返していると、思わぬ発見があります。「語尾がほとんど『〜ですね』で終わっている」「『ちなみに』を多用しすぎている」——今まで気づかなかった、自分の文章の癖が、次々に浮かび上がってくる。
返信が来ない悲しみとは別に、文章の自己分析だけは、確実に進んでいきます。
あるある6:「もしかして、あの話題がまずかったか」と、心当たりを探し始める
会話の中で触れたあらゆる話題が、一つずつ怪しく見えてくる。趣味の話、仕事の話、天気の話まで、すべてが「原因かもしれない」に思えてきます。
実際には、単に相手が忙しかっただけ、という可能性が高いことは、頭では分かっているのですが。
確認行動編
あるある7:アプリを開く、閉じる、また開く、の三分ルーティン
既読がついたかどうかを確認するために、アプリを開く。何も変わっていないので、閉じる。三分後に、また開く。
確認したところで、状況は何も変わらないと分かっているのに、指が勝手にアイコンをタップしてしまいます。
あるある8:相手の最終ログイン時刻を、こっそり確認してしまう
「最近ログインしているかどうか」を確認して、ログインしていることが分かると、それはそれで複雑な気持ちになる。
「見ているのに、返信がない」という事実が、想像以上に重くのしかかってきます。
あるある9:追撃メッセージの下書きを、書いては消す
「その後、お元気ですか?」と打ってみる。重いかな、と消す。「お忙しいですか?」と打ってみる。圧があるかな、と消す。
結局、送信ボタンを押さないまま、下書きだけが増えていきます。
気持ちの整理編
あるある10:三日後に、急に悟りを開く
三日ほど経つと、突然、達観したような気持ちになります。「まあ、縁がなかったんだな」と、静かに頷く自分がいる。
あるある11:悟ったはずなのに、一週間後にふと思い出す
悟りを開いたつもりだったのに、一週間後、ふとした瞬間に、その相手のことを思い出す。「あのお店、話に出てきたな」など、日常の何気ない場面で、記憶がよみがえります。
あるある12:なぜか、そういう時に限って、他の人からのいいねが増える
落ち込んでいる時に限って、他の人からの通知が来る。神様が、うまくバランスを取ってくれているのかもしれません。
あるある13:フェードアウトされた回数だけ、自分が優しくなっている気がする
何度か経験すると、「返信できなくなる事情も、あるのかもしれない」と、少しずつ思えるようになります。
自分がされて初めて分かる気持ちがある、という意味では、これも一つの経験値なのかもしれません。
みんな、同じことをしている
ここに挙げたあるあるを、まったく経験していない人は、おそらくいないはずです。誰もが、こっそりと同じような反省会を開き、同じようにアプリを何度も開いています。
「こんなことをしているのは、自分だけかも」と思っていたなら、それは違います。みんな、同じことをしているのです。笑い話にできるくらいの余裕を持って、またゆるりと、次の出会いに向かっていきましょう。
まとめ
いい感じだったのに、突然返信が来なくなる——あるあるすぎて、もはや笑ってしまう出来事です。
今回のあるある13選:
- 昨日まで盛り上がっていたのに、翌朝から急に静かになる
- 最後に送ったのが自分のメッセージだったと、気づく
- 最後の一言やスタンプを、一文字単位で分析し始める
- 自分の送ったメッセージを読み返して、一人反省会が始まる
- 読み返すうちに、自分の意外な癖を発見する
- 「もしかして、あの話題がまずかったか」と、心当たりを探し始める
- アプリを開く、閉じる、また開く、の三分ルーティン
- 相手の最終ログイン時刻を、こっそり確認してしまう
- 追撃メッセージの下書きを、書いては消す
- 三日後に、急に悟りを開く
- 悟ったはずなのに、一週間後にふと思い出す
- なぜか、そういう時に限って、他の人からのいいねが増える
- フェードアウトされた回数だけ、自分が優しくなっている気がする
笑い飛ばしながら、また一歩を踏み出していく。それこそが、長くマッチングアプリと付き合っていくための、一番の秘訣かもしれません。