はじめに
マッチングアプリで「誠実な人だな」と思ってもらえるかどうかは、プロフィールだけでなくメッセージの言葉選びにかかっています。
「真剣に出会いを求めています」と書いてあっても、メッセージがコピペっぽかったり、表面的な褒め言葉だけだったりすると、誠実さは伝わりません。
逆に、特別なことを書かなくても、相手のプロフィールをちゃんと読んで、自分の言葉で丁寧に書かれたメッセージは「この人は本気だな」という印象を与えます。
50代男性だからこそ使える、誠実さが伝わる言葉の選び方を整理しました。
誠実さが伝わらないメッセージの特徴
まず、やりがちなNGパターンを確認しておきましょう。
コピペ感のある定型文
「はじめまして。プロフィール拝見しました。ぜひお話しできたらと思います。よろしくお願いします。」
これは典型的なコピペメッセージです。何も相手のことに触れておらず、誰にでも送れる内容です。受け取った側は「この人、同じメッセージをみんなに送っているんだろうな」とすぐに気づきます。
表面的な褒め言葉だけ
「写真がきれいですね」「笑顔が素敵ですね」「プロフィールが素晴らしかったです」
褒めること自体は悪くありません。でも中身のない褒め言葉は「とりあえず褒めておけば好印象になるだろう」という計算として伝わります。相手は見透かしています。
軽すぎるノリのメッセージ
「よろしく!」「仲良くしよ😊」「気が合いそうだね!」
フレンドリーさをアピールしたいのはわかりますが、初対面の相手にはカジュアルすぎる言葉は「軽い人」という印象を与えます。特に50代男性がこれをやると、年齢と言動のギャップが「痛い」と受け取られることがあります。
自分のことしか書いていない
「私は53歳の会社員です。趣味は釣りと読書で、週末はよく山に行きます。好きな食べ物はラーメンで……」
自己紹介だけで相手への言及がゼロのメッセージは、会話のキャッチボールを一方的に終わらせます。「この人、私のことを知ろうとしていないんだな」という印象を残します。
誠実さが伝わる言葉の選び方5つのポイント
ポイント1:相手のプロフィールをしっかり読んで引用する
誠実さが伝わる一番の方法は、「ちゃんと読んだ」ことを言葉で示すことです。
「プロフィールに京都旅行が好きとありましたね。私も先年、嵐山に行ったのですが……」
「読書がお好きなんですね。最近どんな本を読まれましたか?」
プロフィールの具体的な内容に触れるだけで、「この人は自分のことをちゃんと見てくれた」という安心感につながります。
ポイント2:具体的なエピソードを交えて自分を伝える
自分のことを話すとき、肩書きや属性だけでなくエピソードや感情を添えると人間味が伝わります。
- NG:「趣味は料理です」
- OK:「料理が好きで、週末に作り置きをするのが習慣になっています。先週は麻婆豆腐に挑戦して、辛さの加減が難しかったです(笑)」
エピソードがあると、相手がイメージを持てるようになります。返信するきっかけも生まれます。
ポイント3:相手への興味・関心を丁寧に言葉にする
「気になった」「話してみたい」という気持ちを、なぜそう思ったのかと一緒に伝えると誠実さが増します。
- NG:「プロフィールを見て気になりました」
- OK:「ご趣味のキャンプの話を読んで、自然の中でリフレッシュするという感覚がよく伝わってきて、もっとお話を聞いてみたいと思いました」
「なぜ気になったか」が書いてあるだけで、相手は「ちゃんと読んでくれたんだ」と感じます。
ポイント4:真剣に出会いを求めていることを自然に伝える
「真剣に婚活中です」と直接書くと重くなりやすいですが、言葉のトーンや内容で自然に伝えることはできます。
「マッチングアプリを始めたのは最近なのですが、せっかくご縁があったので、ちゃんとお話しできたらと思っています」
「メッセージのやり取りから始めて、合いそうだなと思ったら実際にお会いしてみたいと思っています」
焦らず、でも誠実に進みたいという気持ちが伝わる言葉が、真剣さの表現として適しています。
ポイント5:背伸びせずありのままの言葉で書く
かっこよく見せようとして難しい言葉を使ったり、実際より自分を大きく見せようとしたりすると、会ったときのギャップが生まれます。
等身大の言葉で書かれたメッセージは、読んでいて自然に伝わります。完璧な文章より、少し不器用でも本人らしい文章のほうが、誠実さを感じさせることがあります。
誠実さが伝わるメッセージ例文3パターン
パターン1:共通点から入る
はじめまして。プロフィールを拝見して、登山がお好きなんだなと思い、メッセージをお送りしました。私も週末に近くの山を歩くことがあります。最近は○○山に行ってきました。○○さんはどんな山が好きですか?
ポイント: 共通の話題から入り、相手に質問を一つだけ投げかけている。返信しやすい構造になっている。
パターン2:プロフィールの言葉に共感する
はじめまして。「人生の後半を大切な人と歩みたい」というお言葉が印象に残り、メッセージしました。私も同じようなことを考えて、このアプリを始めた一人です。お互いのことを少しずつ知っていけたら嬉しいです。よろしければお話しできますか?
ポイント: 相手の言葉を引用し、自分も同じ気持ちだということを自然に添えている。押しつけがましくなく、誘いかけて終わっている。
パターン3:率直に伝えるタイプ
はじめまして。プロフィールを読んで、お話ししてみたいと思いました。文章から丁寧な方だなという印象を受けました。私は○○の仕事をしている○○歳です。不器用ですが、ちゃんとした出会いを大切にしたいと思っています。よろしければ、少しやり取りさせてください。
ポイント: 「不器用ですが」という一言が人間味を出している。シンプルだが誠実さが伝わる構成。
言葉選びで避けるべきNGワード集
以下の言葉は、意図せず印象を悪くすることがあります。
| NGワード | 問題点 |
|---|---|
| 「美人ですね」「かわいいですね」 | 外見への言及が軽い印象を与える |
| 「仲良くしよう」「よろしく」 | タメ口・軽すぎるトーン |
| 「すぐ会いたいです」 | 焦りが伝わり、警戒される |
| 「どんな人でも大丈夫です」 | 節操がない・誰でもいいように聞こえる |
| 「真剣に探しています!(!多用)」 | 感嘆符の多用が軽い印象に |
| 「年齢気にしないですよ」 | 上から目線に聞こえることがある |
| 「寂しくて始めました」 | 重さと依存感が伝わる |
言葉一つで受け取り方は変わります。送る前に一度読み返す習慣をつけましょう。
50代男性だからこそ使える誠実な表現とは
50代男性には、若い世代にはない言葉の使い方の強みがあります。
落ち着いたトーンが自然に出せる
「ゆっくりお話しできたら」「急かさないので」「焦らずやり取りを楽しみたいです」——こういった言葉は、50代男性が言うと自然な余裕として伝わります。20代が同じことを言うと少し不自然に聞こえることがありますが、50代なら違和感がありません。
経験から来る言葉が重みを持つ
「いろいろ経験してきたぶん、人の話をちゃんと聞くことの大切さは身に染みています」「失敗もありましたが、それも含めて今の自分だと思っています」——こういった言葉は、年齢を重ねた人にしか書けない誠実さを持ちます。
丁寧さが年齢に合って見える
「です・ます」調の丁寧な文体は、50代男性には自然に馴染みます。若い世代がかしこまって使うよりも、自然体の丁寧さとして相手に届きます。
メッセージの言葉選びを磨く習慣
言葉選びは一朝一夕には磨けませんが、小さな習慣で着実に上達します。
送る前に一度読み返す 自分が相手の立場で読んだとき、どう感じるかを確認する。「これは誠実に伝わるか」「コピペっぽくないか」と問いかけてみる。
相手のプロフィールを2〜3回読む 一度読んだだけでは見落としがあります。2〜3回読むことで、引用できるポイントや質問できる話題が見えてきます。
短くてもいいから自分の言葉で書く 長く書こうとして詰め込むより、短くても自分らしい言葉のほうが伝わります。「うまく書こう」より「正直に書こう」を意識する。
まとめ
誠実さは「真剣に婚活中です」と書くことでは伝わりません。言葉の選び方、相手への関心の示し方、メッセージの作り方に滲み出るものです。
誠実さが伝わるメッセージの5つのポイント:
- 相手のプロフィールを読んで具体的に引用する
- 自分のことはエピソードで伝える
- 相手への興味を「なぜか」と一緒に言葉にする
- 真剣さは自然なトーンで伝える
- 背伸びせず、等身大の言葉で書く
50代男性には、落ち着いたトーン・人生経験からくる言葉・丁寧な文体という、若い世代にはない強みがあります。
それを活かした言葉選びができれば、「この人、誠実そうだな」という印象は自然と伝わります。
うまく書こうとするより、正直に書くことのほうが、長く大切にしたい関係の入口になります。